自分シンカブログ

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「中道」を進むということ。その意味や価値

中道という言葉があります。

政治だと、右でも左でもない、保守でも革新でもない、そんな感じの意味ですが、仏教にも、「中道」という言葉がありますね。

「中道」の言葉の意味

中道

仏教用語。執着を離れ,正しい判断をし,行動すること。釈尊以来,仏教の伝統的スローガン。 (1) 苦と楽いずれにも偏しない実践法である八正道 (はっしょうどう) のこと。 (2) 断滅論と常見論を離れた非断非常の理法のこと。 (3) 中観派でいう空の理法のこと。この理法は縁起 (えんぎ) であり,相対的に対立している諸概念のうちのいずれか一方に執着しないことを意味する。 (4) 法相宗では有と空に偏しないこと。 (5) 天台宗では諸法実相のこと。 (6) 華厳宗では法界 (ほっかい) のことをいう。

こんな感じの意味の言葉ということです。

仏教も、いろいろな解釈があるのか、ちょっとわかりにくいですが、いずれにしても

 

適切な判断をして、行動すること。

 

といったような意味であるということですね。

「中」は当たるというような意味が

そして、「中」には当たる、意図的に当てるというような意味があります。

となると、中道は、「道」に当てる。そんな意味合いですよね。

中道

イメージとして言うのであれば、道の真ん中を進んでいくというような感じでしょうか。

道がまっすぐかどうかはわかりませんが。

 

道とは「真理」の道

そして、その「道」というのは、仏教ではどうかわかりませんが、「真理」の道なのではないでしょうか。

 

真理=真の理。まことのことわり。

原因と結果が一致しいてる。

人の思い込みや勘違いは関係がなく、そういうものとしてある。

 

中道を進むということは、「真理」の道を進むということ

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そう考えてくると、中道を進むというのは、真理の道を進むということになりますよね。

 

真理の道を進めば、中道になって、適切に判断ができて、行動ができる。

逆を考えると、中道から外れると、適切に判断できず、うまく行動ができない。

 

だから、うまく判断できなかったり、うまく行動できていないときは、中道や真理から外れているのではないかと考えてみると、どうしたら良いのかを考えやすくなる。

例えば、英語のTOEICの勉強をしていたとして、スコアが伸びないとしたら、勉強方法が間違っている、必要なことを勉強していないのかもしれません。

仕事で頑張っているのに、上司などに評価されないとしたら、評価されるポイントと違うことを頑張っているからかもしれません。

 

判断が間違っていると、うまく行動できない。

うまく行っていないときは、判断が間違っているかもしれない。

 

そう考えられると、そこから考えるきっかけになって、適切な判断ができて、適切な行動は何かと考え、動いていきやすくなりますね。

うまく行っていないときは、「中道」ではないのかも、と考えて、方法や行動を変えるきっかけにすると、その後の結果が変わります。

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